日経新聞13面ににアステラス製薬の
早期退職者募集の記事が出ています。
500人の早期退職者、更にマネージャー
クラス180人を削減するとのこと。
先日もファイザーがMR600人規模の削減を
決めたばかり。
業界として今後も製薬メーカーのMR削減の
流れは続いていくと見られています。
これは業界の競争が激しくなってきたことが
背景ですが、製薬メーカーのビジネスモデルも
大きく影響をしています。
製薬メーカーというのは典型的な
プロダクトアウト型の業界。
数億規模、数10年単位で新薬開発を行い、
それがヒットするかしないか?で業績が決まります。
従って、
・現場の営業力よりも、製品主導型
⇒企業の本音としてはそこにお金を投下したい
・先行投資の金額が大きい
⇒ハイリスクハイリターン型のビジネス
・新薬発売は数年に1度。
⇒大規模な販促を行うのは数年に1度
そうすると必然的に、数年に1度しかない
キャンペーンのために、営業マンを“固定費”として
抱え込む余裕がなくなってきます。
業界の競争が激しくなってきた中で、
その余裕がなくなってきた、もしくは早めに
そのリスクを見込んだファイザーやアステラスが
営業マン削減を行ってきたというのが今回の流れです。
では、今後MRの絶対数が少なくなるか?
数自体は少なくなってくるはずです。
その中で成長をしていくのが、
コントラクトMRなどの業界でしょう。
例えば、クインタイルズやファーマネットワーク、
アポプラスなど。(コントラクトMRの業界1〜3位)
製薬メーカーにとっては、コントラクトMRを活用することで、
“固定費”だった人件費を、“変動費”化できます。
競争が激化し、かつ、上記のビジネスモデルがありますので、
MRからコントラクトMRへのシフトは今後も進んでいくだろうと
思います。
社員の側からみると、コントラクトMRの企業というのは、
“個々のMRの実力こそが、企業としての競争力”ですので、
社員研修には力を入れています。その点では、個人としての
スキルアップを図りたい方には良い環境という部分もあります。
※年収面については、製薬メーカートップクラス>コントラクト
MRトップ群の企業>製薬メーカー中堅>コントラクトMR中堅と
いった形です。
今後、“製品主導の製薬メーカー”が“人主導のコントラクトMR”を
活用していくという構図が今後定着していきそうです。
